
赤ちゃんを母乳で育てるというのは、人間としてごく自然で当たり前のことです。
ですが、なぜか『 母乳育児は辛い、大変だ 』という考えが非常に多いのに驚きます。反対に、実際に母乳育児を経験したお母さんの多くが『 母乳育児のほうが楽だ 』と実感しています。つまり思い込みが多いのでしょう。
寝たままで授乳ができるし、その為の準備や後片付けもいらないといった理由からも、楽だと言っている理由が分かりますね。
ですが、最初は母乳で育てたいと思ってるお母さんも、いざ出産を終えて育児がスタートすると、その数も半数以下になってしまいます。母乳育児をしたいと思っていたのにも関わらず、それができない・・・その原因って何でしょうか?
人工乳と比べると『 飲ませる間隔が短い 』『 1回の授乳時間が長い 』というのが、大半の理由でしょう。ですがそれも冷静に、準備・後片付けの所要時間を計算すると、母乳の場合とそんなに大差がないというのが分かるはずです。
厄介なのは、母乳を与えるときに起こってくる体の不調です。赤ちゃんを抱いて飲ませるのは同じことですが、どうしても母乳を与えている時のほうが、お母さんの疲労度は高くなってしまいます。肩こり、腰が痛い、腕が痛いなど、体が悲鳴をあげてしまいます。その為に大変だし、辛いと考えてしまうお母さんが多いと思われます。
でもそれは、母乳を楽にあげる方法や、工夫を知らないからにすぎないんです。
楽にあげる方法や工夫さえマスターしてしまえば、こんなに楽なものはないと実感出来るでしょう。そして母乳育児は赤ちゃんとお母さんどちらにもメリットがあります。
母乳育児にデメリットなんてありえないんです。
赤ちゃんにとっては、ビタミン・ミネラルなどの栄養素が豊富に、しかもバランスよく含まれています。出産後3日〜5日頃に出てくる『 初乳 』には、赤ちゃんを守る為の免疫物質がとても多く含まれています。その為に母乳で育つ赤ちゃんは、免疫力が強くなると言われています。
お母さんにとっても、母乳を赤ちゃんにあげる事で子宮の戻りや、体重の戻りも早いと言われています。そしてなにより、赤ちゃんとお母さんの人間交流になり、絆が深くなるという事を考えても、やはり母乳育児は素晴らしいものだと思います。